BTSのV(テテ)が作曲に関わっている曲10選

BTSのビジュアル担当として名高いテテ。実は、作詞作曲に参加するクリエイティブな才能も持ち合わせているメンバーです。

本記事では、テテが制作に携わった曲のうち、特におすすめの10曲をピックアップ!

テテの想いが込められた歌詞にもぜひ注目してほしいので、動画付きで解説していきます。

95 Graduation

どんな曲(魅力ポイントなど)

2014年、ジミンとテテの高校卒業とともにリリースされた楽曲です。

練習生時代から忙しい毎日を送っていた二人ですが、2013年のデビュー以降、学校に通う時間を確保することも難しい状況に。

卒業式にも参加できなかった二人から友人たちへ贈られた卒業ソングが「95 Graduation」です。生まれ年である「1995」を取ったタイトルになっており、級友への愛が感じられますね。

あっという間に過ぎ去っていった高校生活、何気ない日常のワンシーンもずっと忘れないでいようという想いが込められた一曲です。

曲の最後にはテテのセリフパートもあり、飾らない等身大の言葉が綴られます。

「高校卒業しても、俺たちずっと仲間だ」という真っすぐなメッセージに、グッと来ること間違いなしです。

Hold Me Tite

どんな曲(魅力ポイントなど)

2015年リリースの『花様年華pt.1』収録曲。BTSの人気バラードランキングでは常にトップ10にランクインする人気曲です。「君なしでは息ができない」という狂おしいほどの愛が歌われています。

「強く抱きしめて」という歌詞が繰り返され、聞いているこちらの胸まで締め付けられる楽曲です。テテのハスキーボイスがよく映えていますよね。

RUN

どんな曲(魅力ポイントなど)

『花様年華pt.1』に続く4thミニアルバム『花様年華pt.2』のタイトル曲です。

日本版セカンドアルバムである『YOUTH』には日本語バージョンも収録されています。

傷つきながらも走り続ける、少し危うさを感じる青春を体現した一曲になっています。

アルバム、MVともに花様年華シリーズの一端を担っており、MVはまるで映画を見ているかのようなストーリー性を感じさせる内容になっています。

「君なしでは生きられない」「君しか愛せないどうせ」といった切なさのにじみ出る歌詞、タイトルどおり疾走感あふれるサウンド。一度聞いたら忘れられない名曲です。

Stigma

どんな曲(魅力ポイントなど)

テテ初のソロ曲で、セカンドフルアルバム『WINGS』に収録されています。

花様年華シリーズを終え、新たなステージへと羽ばたくというコンセプトのもと制作されたアルバムです。

「Stigma」は差別や偏見という意味を持つ言葉で、テテの後悔が詰め込まれた曲になっています。

取り消すことのできない過去の過ちを悔やむ気持ちが痛いほど伝わってきます。テテのかすれる高音もいかされていますね。

過去の後悔と向き合い、新たなステージへと一歩を踏み出す。アルバムのテーマにも即した一曲です。

4 O’Clock

どんな曲(魅力ポイントなど)

2017年、BTS結成4周年を記念してRMと一緒に作った曲です。

テテとジミンが餃子を食べるタイミングをめぐって大喧嘩へと発展したという、かの有名なマンドゥ事件がきっかけで生まれた楽曲です。

「ジミンとわかれた後、ひとり公園で過ごした時間を歌詞に落とし込みたかった。」とテテはコメントしています。

月を題材にした神秘的な雰囲気に引き込まれますよね。

CD化はされておらず、デジタル音源のみでの配信となっていますが、絶大な人気を集めている一曲です。

Singularity

どんな曲(魅力ポイントなど)

2018年リリースの『LOVE YOURSELF 轉 Tear』と『LOVE YOURSELF 結 Answer』、BTSの年代記的役割を果たすアルバム『Proof』の3作品に収録されています。

「Singularity」は特異点を意味する言葉。

本当の自分であるべきなのか偽りの自分を演じるべきなのか。自身の在り方に迷う心が歌われています。

楽曲を制作した当時、テテはアイドルとしての自分と、日常生活を送る一人の人間としてのキム・テヒョンとの間で揺れ動いていたと話しています。

LOVE YOURSELFは、「自分自身を愛することが始まり」というテーマのシリーズ。

アルバムテーマに沿って自身の特異点を描いたテテ渾身の一作です。

Scenery

どんな曲(魅力ポイントなど)

2019年にリリースされたテテのソロ曲です。

同年の福岡公演で、「日本の映画『Love Letter』を見た時、雪を踏み締める音や息の音が素敵だと思ってこの曲に使いました。」と話しています。

テテはVanteという名前でフォトグラファーとしても活動しており、「Scenery」のジャケット撮影も自身で行いました。

「Scenery」は風景と訳されます。日本映画から着想を得たという雪を踏む音や息の音も楽曲の中に盛り込まれており、まさに情景を切り取ったかのような美しさが溢れる曲です。

Winter Bear

どんな曲(魅力ポイントなど)

2019年デジタル音源のみで配信されたテテのソロ曲です。

RMの協力を得て全歌詞を英語で書き下ろした作品で、テテ自身がディレクターを務めたMVも公開されています。

YouTubeでの再生回数は1億回再生を突破しており、人気の高さがうかがえますね。

幸せそうに眠る彼女の寝顔を冬の熊にたとえたチャーミングな歌詞が光る一曲です。

Blue&Grey

どんな曲(魅力ポイントなど)

2020年発売のアルバム『BE』に収録されています。

「仕事が辛かった時期に書いた曲。出口が見えないトンネルにいるようだった。」とテテはインタビューに答えています。

「誰か助けにきてよ」というストレートな歌詞からもテテの苦しみが伝わってきますね。

不安や寂しさを「青」と「灰色」で表現した楽曲になっています。

Sweet Night

どんな曲(魅力ポイントなど)

ドラマ「梨泰院クラス」の挿入歌として制作されました。日本でも話題になった大人気ドラマですね。

主演のパク・ソジュンとテテはドラマ「花郎〈ファラン〉」で共演。仲の良い友人どうしになった二人の親交は今でも続いています。

「梨泰院クラス」主役のキャスティングが決まったパク・ソジュンのすすめで、原作漫画のファンだったテテも挿入歌制作に参加することになったのだそう。

「Sweet night」は、主人公たちが気持ちを確かめ合う象徴的なシーンで挿入歌として流れています。

シーンにマッチするゆったりとしたバラードで、テテの声がすっと心に染み入る曲です。

まとめ

テテが作詞作曲に加わったおすすめの10曲を紹介してきました。

本記事を通して、テテのマルチな才能が伝われば幸いです。

紹介しきれなかった楽曲も素敵なものばかりなので、ぜひ聞いてみてくださいね!

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