BTS「サセン」やばすぎ…プライバシーが侵された7つの瞬間

タレントや俳優、ミュージシャンは人々の憧れです。

ましてやアイドルならば尚更。

憧れの人についてもっと知りたい、秘密を知りたい、近づきたいという感情を抱くこともあるでしょう。

しかし、そういった気持ちがエスカレートしてしまったり、有名人の秘密を暴きたい、有名人の秘密を公開して優越感に浸りたいという衝動が事件を招いてしまったりします。

今回はBTSメンバーのプライバシーが侵された7つの出来事について見てみましょう。

事件1:RMの個人情報、鉄道社員が閲覧

韓国の鉄道会社コレールに勤める社員が、RMの乗車券購入情報や住所、携帯番号などのセンシティブな個人情報を閲覧し、懲戒処分となりました。

同社員はシステム開発業務の担当であった2019年からの3年間で複数回、RMの情報を閲覧のうえ、乗車券購入情報を調べ、乗車するRMを見に行くなどしたとのこと。

このことを同僚に話したことから、同社が監査を行い本件が発覚するに至りました。

本件による個人情報の流出はなかったものの、「ファンだった」という個人的理由から職権を乱用したことは大きな問題であり、懲戒処分の処置が進められているようです。

乗車券購入情報や住所、携帯番号などのセンシティブな個人情報を扱う部門、会社として社員教育や倫理観の育成徹底が叫ばれる、非常に大きな事件と言えるでしょう。

事件2:プライベートでトレーニング中のジョングクにファンが…

ライブ期間中の空き時間に、プライベートでジムを訪れたジョングク。

落ち着いてトレーニングを行いたかったところにファンのひとりが彼を見つけて近寄り、話しかけてきたようです。

ジョングクは、Twitterで「応援してくれたり、興味を持ってくれたことはとても嬉しい。でも、プライベートでのトレーニング中なので探さないでね、この間は驚いたよ」とやや冗談交じりに、ツイート。

好きなアイドルが目の前にいたならば、嬉しさのあまりつい近寄って話しかけたくなる気持ちはわかります。

しかし、アイドルやアーティストであっても一人の人間としてプライベートな時間を楽しんだり行使する権利は、当然ある訳です。

誰か一人が話しかけたことで周囲の人に気がつかれてしまったり、SNSで居場所を発信されてしまってはプライベートな時間を楽しめないばかりか、周囲の人間や施設に迷惑をかけることにもなりかねませんね。

事件3:「電話しないでね」、ジミンがファンに呼びかけ

ジミンが、J-HOPEとの動画を通して「電話しないでね、ARMYは電話しないで」と呼びかけるハプニングがありました。

これだけだと、ジミンの電話番号が流出したようにも思えますね。

ネットで調べてみると、ジミンの電話番号ではない番号を彼のものと誤解したファンが、その番号に大量のメッセージを送ってしまったようです。

被害にあった一般の方が、この間違えメールのスクリーンショットをSNSに公開したことで発覚したこの事件。

安易にタレントやアイドルの電話番号だと誤った情報を流すだけでなく、仮に本当に著名人の電話番号だったとして、大量にメールや電話を発信したりSNSや口頭でその電話番号を拡散してはいけません。

これは立派な個人情報の漏洩であり迷惑行為です。

「自分が同じ被害にあったら」という考え方も必要ですね。

実際の所、ジミンの携帯電話に電話をする輩もいるのかもしれませんが…。

事件4:RMの寺院訪問時に私的会話内容を無許可報道

2023年1月の報道が物議を醸しました。

RMは年末にプロデューサーとともに公共交通機関を使ってとある寺院に訪問します。

本人も、このことはSNSにアップしていたため訪問したこと自体は各メディアに報じられていました。

しかし、その一部のメディアが僧侶との個人的でデリケートな会話を本人や会社に無許可で報道してしまったのです。

詳細な内容はここでは控えますが、僧侶がRMに「兵役免除にならないことに悔しさはあるか」と問い、RMは「責任を果たしたい」と答えます。

僧侶はこのあとRMに対して僧侶として「教え」を解くような返答などを行いますが、その一部始終が世の中に晒されてしまいました。

これに対しRMは、SNSで「寺院への訪問は有意義だったが、ここまで報道されるとは」と驚きを隠せない様子。

国家的な義務ではあるものの若者が兵役に対して思うところがあるのは、決しておかしなことではありません。

また、その思いは個人の自由であり、個人のプライバシーにあたる部分だと感じます。

ジンの兵役問題が過熱したこともありますので、こういった内容の取扱いにはメディアとしても十分に慎重になるべきだったのではないでしょうか。

事件5:「変な人からメール」がくるSUGA

先に紹介した事件3に近しい危険性をはらんだことがSUGAにも起きています。

Run BTSのあるコーナーの中で「変な人からメールがくるから携帯番号を変えなければならない」とSUGAは話していました。

E-mailのようなものなのか、携帯番号に直接送信するショートメッセージなのか、詳細は明らかにしていませんでしたが、発言から察するに恐らく後者でしょう。

送信先がSUGAだと知っていれば事件3のような問題がありますし、仮に不特定多数に無作為にメールを送り付けているとしたら純然たる迷惑行為です。

TwitterやInstagramなどのSNS、携帯電話などのショートメッセージなど、デバイスさえあれば誰しもが気軽に著名人アカウントなどに連絡を取り合える手段を得てしまった現代。

格闘技選手同士のSNS上での煽り合いなどもそういった行為を誘発しかねませんが、使用する側の倫理観や使用方法を抑止する制度や条例整備などの必要性を改めて実感した出来事でした。

事件6:フライト中のVの横に…

大物のタレントや俳優、ミュージシャン、アーティスト、政治家。

ときにはプライベートジェットで移動するケースもあるでしょうが、これは単に贅沢をしている訳ではありません。

過密な日程の中での体力や精神的な休息、プライバシーの確保、外に漏らしてはいけない重要な内容(政治的な資料や世の中に発表前の楽曲など)、人が押し寄せることでの飛行機や空港機能の麻痺や対象となる人物の生命の危険を避けるためなど理由は様々です。

しかし、そう簡単にプライベートジェットを使用できる訳ではなく、民間機で移動中のVの横にあるファンが座り問題となりました。

Vは「(そこまでされると困るので)そうすべきではないよ」とコメント。

プライベートなくつろげる時間や、どの便のどの座席に座るのかという非常に個人的な情報の侵害にあたる行為ですし、場合によっては事件1のようなケースも疑わざるを得ません。

移動中のアーティストとの距離感や関わり方、改めて考えなければなりませんね。

彼らは人間であって、モノやイベントではないのですから。

事件7:ジョングクのライブ配信中にファンからの電話

2019年6月、ジョングクのSNSでのライブ配信中に事件が起こります。

なんと、ファンからの電話がかかってきたようなのです。

「いまライブ配信をしていることを確認するために電話した」と語るファン。

これにはさすがのジョングクも、即ブロック(着信拒否)。

「サセンファンからの電話が本当に多い」とコメントしたジョングクの苦労が思い浮かびます(サセンとは、執拗に付きまとったり悪質な迷惑行為をするファンのこと)。

かつてのような固定電話ならまだしも、常に携帯しているスマホへの電話は精神的な圧迫感やストレスも大きいでしょう。

それを、ラブ配信中に電話とはやや悪質ですね。

電話番号が出回ってしまうこと、その電話に平気で電話してしまったり、アーティストとしての活動を阻害したり。

ファンである前に、人間としてのスタンスが大きく問われるような事件です。

まとめ

今回は、BTSのプライバシーや個人の活動が侵害された7つの事件を紹介しました。

法的処置や対応が必要なものからファンや観客、一般人としての倫理観の部分、報道の在り方に至るまで、様々な内容がありましたね。

これは決してBTSに限らず、世界中で活動する俳優やタレント、アーティストやアイドルに共通することであり、私たち一般人も含めて、改めて考え直さなければならないことなのだ、と強く感じます。

事件1 出典 https://news.yahoo.co.jp/articles/786c4e99e7a0c9808c0c4d9ce2387bcf0023c8ec

事件3 出典

事件4 出典

https://news.yahoo.co.jp/articles/988a5ba33cb3b153339c006d45cffe6ab23fc15d

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