韓国や日本のみならず、世界で活躍する韓国アイドルグループのBTS。
メンバーのジンが兵役へ行き、J-HOPEの入隊が決まっている中でも人気は絶えないですよね。
そんなBTSのデビュー日は2013年6月13日。当時韓国でCDをリリースしてデビューを果たしました。
今回はデビューしてから1ヶ月の記念として発表された曲のひとつ「Born Singer」について一緒に見ていきたいと思います。
今日もBTSについてもっと知っていきましょう!
BTS「Born Singer」とは?
上記でも説明したように、BTSのデビュー1ヶ月記念として発表されたカバー曲です。
歌い始めのジョングクの歌声と、ラップラインのRM、SUGA、J-HOPEの歌詞が印象的な曲になっています。
BTS「Born Singer」の基本情報
原曲はアメリカのラッパーJ.Coleの「Born Sinner」です。J.Coleはアメリカで活動するラッパーで、デビューしてから6枚のアルバムすべて全米チャート1位を獲得するような凄腕アーティストです。
最近、J.ColeとJ-HOPEの絡みが話題になり、J-HOPEのソロ曲にも参加していました。
BTSの「Born Singer」は原曲のメロディにメンバーによる韓国語の歌詞をつけた曲になっています。
こちらは舞台裏でメンバーたちが「Born Singer」を歌っている姿です。この頃はまだ初々しさがありますね。
いつ発売されたもの?
この曲は2013年6月13日のデビューから1ヶ月後にSoundCloud(サウンドクラウド)にて、無料音源として公開されました。当時はCD化されなかったので結構レアな曲でした。
しかし、それから約10年後にCDに収録されることになるのです。
収録アルバム
2022年6月に発売されたアンソロジーアルバム『Proof』にて1曲目に収録されました。
2013年にカバー曲が公開されて以来、アルバムに収録されていませんでしたが約10年越しに収録されることになりました。
アンソロジーアルバム『Proof』はCDが3枚入っており、そのうちの1枚目に収録されています。「Born Singer」の他に「No More Dream」「FIRE」「IDOL」などのヒット曲が収録されています。
こちらが2013年当初の「Born Singer」です。
こちらは2022年のアンソロジーアルバム『Proof』に収録された「Born Singer」です。聴き比べてみましょう。
作詞作曲
作詞はメンバーのRM、SUGA、J-HOPEが参加しています。
作曲は、原曲であるJ.Coleの「Born Sinner」です。
収録ライブDVD
2つのライブDVDに収録されています。
- 2015 BTS LIVE TRILOGY: EPISODE I. BTS BEGINS (2015年ソウル)
- 2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE III THE WINGS TOUR THE FINAL (2017年ソウル)
1度目の2015年『BEGINS』ではアンコールにて披露されました。会場の中央ステージで輪になり、最初はメンバー全員が内側を向いて立っていました。曲の後半で観客の見える外側に向いたとき、ジョングクは涙を流していました。
2度目の2017年『WINGS』では、2015年のときよりも5倍も広いステージで披露していました。前回と同じく輪になって歌いましたが、最初は外側を向いて歌い、曲の後半で内側を向いてメンバーと向き合いました。
BTS「Born singer」の歌詞に込められた意味は?
参考:https://ami-atsume.com/bts_bornsinger/
参考:https://note.com/nozomiari/n/n87a9e11a1981
「Born Singer」では、作詞に参加したRM、SUGA、J-HOPEのデビュー前からデビュー20日後までを振り返る歌詞になっています。
「俺は生まれながらのシンガーなんだ。3年前に初めてステージに立ったことを思い出すよ。望んでいたステージに立って生きている実感がする。ステージが終わったあとは涙がにじんだ。どの瞬間も初心を忘れずに上を目指していきたい。この告白は遅いかもしれないし、早いかもしれないが、俺はすごく幸せだ。」のように歌っています。
まさに夢を追いかける練習生のような、新人アイドルのような気持ちを綴った歌詞ですね。
この曲について、当時ファンカフェ(ARMYとメンバーによるコミュニティサイト)でRMは「自分の恐怖、恥ずかしい部分、身軽さ、喜び、怒り、悲しみの喜怒哀楽をすべて込めて、純度100%の本心だけを綴った」というように発信をしました。
そんな純粋でまっすぐな気持ちが歌詞にされて、ARMYに絶賛されるのでした。
BTS「Born singer」は「泣く」と話題に!
※ネットの反応を拾ってください。
「Born Singer」でARMYが泣いた理由は2つあります。
1つ目は、2022年6月に発売されたアルバム『Proof』にて1曲目に収録されたことです。
先にお伝えしたように「Born Singer」は2013年に発表されたカバー曲です。そこから約10年後、やっと正式に音源化されたのです。
音源化されたことにより、ARMYは感涙しました。
2つ目は、「Born Singer」の新バージョンが2017年に発表され、その新しい歌詞に感動したということです。
2017年に開催されたライブ『WINGS』、そして2022年に公開された『Proof』のライブ動画にて、「Born Singer」の新バージョンを披露していました。
以下の動画は2022年の『Proof』のライブ動画です。一発目に「Born Singer」が歌われています。
2013年発表当初からRMパートの歌詞を少し変えているのです。2013年版と新バージョンを見比べてみましょう。
「おい、お前の夢はなんだ?俺はラップスターになることだ わかるか?」
→「おい、お前の夢はなんだ?俺はただ俺でありたいんだ わかるか?」
「つい一昨日のことのようだけど すでに20日もの夜が過ぎた」
→「つい一昨日のことのようだけど もう5年(2022年版:10年)が過ぎ去った」
「ヘイターたちはヘイトすればいい それがお前らの仕事だから」
→「ヘイターたちはヘイトすればいい ラバーたちは好きでいればいい」(2022年版のみ)
「20歳の俺はお前より上手くいってる」
→「25歳の俺はお前より上手くいってる」
新バージョンでは精神的にも成長して成功しているメンバーたちを連想させるような歌詞になっていますね。
まとめ
世界で活躍して愛されているBTS。そんなBTSのデビュー1ヶ月記念で公開された曲「Born Singer」について一緒にみていきました。
「Born Singer」の原曲がアメリカのラッパーJ.Coleであること、今までのライブでは2回だけ歌われておりそれがDVDに収録されていること、曲が発表されてから約10年後にCD音源化されたことなど、メンバーとARMYにとって思い出深い曲となっていることがわかりましたね。
作詞はRM、SUGA、J-HOPEが参加しており、デビュー前後を振り返る本心を綴った曲であり、2017年にはさらに成長した姿をみせてくれるような歌詞になっていたことが印象的です。
これからもBTSを全力で応援していきましょう!